麺は愛情を持って規律正しくしつけをしないとダメなんです。
グルテン組織が十分に形成されないし、
多すぎるとグルテン組織を破壊して硬くてもろい
麺が出来上がります。
鍛える方法として2種類あるんですが、
「足踏み」と「製麺機製法(プレス)」です。
どちらも何度も繰り返し行うんです。
外側からの力(外力)と同じくらい内部応力が
かかり、鍛えられる。
しかし、均等に鍛えられないので
外側の部分も内側に折って鍛える
全体的にもち肌のように滑らかになります。
麺は融通のきかない女の子だと考えると分かりやすいと
思います。
鍛え過ぎてもグルテン組織を壊す恐れがあるし、
少なすぎるとダメだし、愛情を込めることが大事なんです。
麺って鍛えると興奮するんです。
だから、寝かせることが大事なんです。
熟成庫って言うんだけど
ゆっくりと熟成させて興奮状態をほぐす。
そうすることで、やらないよりも
弾力、コシ、伸びをはるかに生みだすことができます。
熟成について勉強したんですが、
かなり重要なんです。
①小麦粉の水和を行う
②麺生地の脱気作用を行う
③グルテンの緩和を行う
④酵素の働きを持つ
①~④が相乗的に働き、おいしい麺ができるんです。
麺は色々考えると試行錯誤の世界に入り込んでしまいます。
寝かし方、タイミング
なかなか難しいんです。
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