私の知人のシェアです。
営業会社の管理職です
遅刻なんて絶対に許さない!というような考え方の古い(?)人間です。
そして、一度も遅刻したことありません。
が!
先日とうとう遅刻しました・・・。
いつもの通り出勤していると、おばあさんと、おばさんに道を尋ねられ
「お兄さん、●●弁護士事務所に行きたいんですが・・・道を教えていただけますか?」
道を尋ねてきたおばさんは必死で焦っている様子。
「あぁ、いいですよー」
ただこのとき自分は弁護士事務所の場所を知りません。
しかも丁度その日は遅めに家を出ていたので、あと5分で会社までつかないといけません。
いいですよ、と答えたときはすぐに案内できると思っていたのです。
しかしここで状況を簡単に整理します。
おばあさんと、おばさんが乗っている車にはカーナビがある
手には地図(しかも開いているページが別の街)
車のナンバーは他府県
二人の女性はかなり焦っていて、ヒアリングしようとしても話をかぶせてくるぐらい
二人の会話を聞く限りでは、約束の時間まであと数分しかない様子。
この時に出した結論は
「ああ・・5分以内にこの二人を目的地まで導くのは難しいな・・・」ということ。
ここで自分の中で2択です。
◇この二人を見捨てて自分が会社に間に合うのを選択する
◇自分が遅刻してこの二人を助ける
自分が選んだのはタイトル通り後者。
まず会社に連絡 → 理由を述べ遅れることと、直属の部下に仕事を指示
おばあさん達のケンカを止める(会社に連絡をいれている間に二人でケンカを始めてしまいました)
住所を確認
弁護士事務所に連絡 → 道を聞いた上で遅れることをその事務所に伝える。
※代わりに電話したのは、自分が聞いたほうが早いと思ったからと、女性二人は携帯電話持ってない。
そして道を伝える!
が
伝わらない・・・全然伝わらない、全く伝わらない。
昔、話を聴かない男、地図が読めない女という本がありましたが、それを思い出しましたw
ってことで、カーナビの設定をしますよ?と促し、承諾を得て設定をしようとしたところ、
住所が既に設定されていて、目的地まであと少し・・・。
「カーナビ設定されてますよ?」って聴いても
「それ見てもわからん。」とのこと。
もうしょうがないから自分の持っていた、紙を使って、道を説明。
ここでようやくわかってもらえた!
ってことで「では失礼!」と行こうとしたら、
今度はお礼がしたいからといって、お金を渡そうとしてくる
そんなのはもらえないと断るも、気がすまないからもらってくれと・・・。
それでももらえないから・・・と断り続けると
住所と電話番号を教えてほしいと・・・手紙を送るからと。
持っていた紙に、住所と電話番号を書き、渡してようやくフィニッシュ!
所要時間15分で約13分の遅刻・・・。
でも、良い経験ができた、どんな状況であれ「ありがとう」といわれるのは嬉しいもの。
まぁ連続無遅刻無欠勤記録が途絶えたのが残念ですが、おもしろかったのでまぁ良し!です。
それでは!
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