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2012年6月17日日曜日

あなたはどっち?

私の知人のシェアです。


営業会社の管理職です

遅刻なんて絶対に許さない!というような考え方の古い(?)人間です。

そして、一度も遅刻したことありません。

が!

先日とうとう遅刻しました・・・。




いつもの通り出勤していると、おばあさんと、おばさんに道を尋ねられ


「お兄さん、●●弁護士事務所に行きたいんですが・・・道を教えていただけますか?」


道を尋ねてきたおばさんは必死で焦っている様子。


「あぁ、いいですよー」


ただこのとき自分は弁護士事務所の場所を知りません。


しかも丁度その日は遅めに家を出ていたので、あと5分で会社までつかないといけません。


いいですよ、と答えたときはすぐに案内できると思っていたのです。


しかしここで状況を簡単に整理します。

おばあさんと、おばさんが乗っている車にはカーナビがある

手には地図(しかも開いているページが別の街)

車のナンバーは他府県

二人の女性はかなり焦っていて、ヒアリングしようとしても話をかぶせてくるぐらい

二人の会話を聞く限りでは、約束の時間まであと数分しかない様子。


この時に出した結論は

「ああ・・5分以内にこの二人を目的地まで導くのは難しいな・・・」ということ。




ここで自分の中で2択です。


◇この二人を見捨てて自分が会社に間に合うのを選択する

◇自分が遅刻してこの二人を助ける


自分が選んだのはタイトル通り後者。



まず会社に連絡 → 理由を述べ遅れることと、直属の部下に仕事を指示

おばあさん達のケンカを止める(会社に連絡をいれている間に二人でケンカを始めてしまいました)

住所を確認

弁護士事務所に連絡 → 道を聞いた上で遅れることをその事務所に伝える。
※代わりに電話したのは、自分が聞いたほうが早いと思ったからと、女性二人は携帯電話持ってない。


そして道を伝える!



伝わらない・・・全然伝わらない、全く伝わらない。

昔、話を聴かない男、地図が読めない女という本がありましたが、それを思い出しましたw



ってことで、カーナビの設定をしますよ?と促し、承諾を得て設定をしようとしたところ、

住所が既に設定されていて、目的地まであと少し・・・。




「カーナビ設定されてますよ?」って聴いても


「それ見てもわからん。」とのこと。


もうしょうがないから自分の持っていた、紙を使って、道を説明。

ここでようやくわかってもらえた!



ってことで「では失礼!」と行こうとしたら、

今度はお礼がしたいからといって、お金を渡そうとしてくる

そんなのはもらえないと断るも、気がすまないからもらってくれと・・・。

それでももらえないから・・・と断り続けると

住所と電話番号を教えてほしいと・・・手紙を送るからと。



持っていた紙に、住所と電話番号を書き、渡してようやくフィニッシュ!

所要時間15分で約13分の遅刻・・・。



でも、良い経験ができた、どんな状況であれ「ありがとう」といわれるのは嬉しいもの。

まぁ連続無遅刻無欠勤記録が途絶えたのが残念ですが、おもしろかったのでまぁ良し!です。


それでは!

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