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2010年9月15日水曜日

自信がないのはなぜ?

【自信がない理由】

それは、その人の実績とか、学歴とか関係がありません。

自分なんか、誰よりも早く来社して
仕事をしているのに
自信が持てません。

それは、【自分の評価の対象を他人に依存している所】
が主な原因だと思います。

色々な知識や体験をしていますが
多種多様な人と会い、

色々な考え方に、
あっちにふらふら、こっちにふらふらしてしまい
心も疲れる有様です(笑)。

これでは、ある人の意見がOOと信じていたのに
またある人の意見でXXと言っていたと思いだしたりして
行動にブレ-キがかかってしまう恐れが出てきます。

と、ここまで自分自身についてお話してきました。
それでは、自信を持つとは何なのか?

周りの人から見れば、すごい!と思えるような学歴や実績があっても
『自分に自信が持てないんです』
と言われる方は少なくありません。


ただ、いろんな方とお話していて感じるのは、
同じ、自信といっても実は、いくつかの種類、
タイプがあるという事です。


まず、一つ目は、単に、経験が無い、成功体験が無い、
だから、何かチャレンジする事に対して
自信が持てないというケース。

これは、人間だれしも、失敗したり、失ったりするのは、
怖いので、この感覚は当たり前といえば、
当たり前だったりします。


しかし、
物事に失敗というものは、本来存在しない、
あるのは、成功する経験と、学ぶ経験だけである
という事を理解し、そして、最悪どうなりうるリスクがあるの?

それを自分は許容できるのか?その二つだけを
確認しながら進んで行けば、
全てが成功か、学ぶ経験なわけですから、
だんだん、挑戦するという事への
恐怖、自信の無さというのは無くなって行くはずです。

まずは、思い切って一歩踏み出し進み続けること、
その経験の積み重ね小さな成功体験の積み重ねによって
自信が作られていきます。


次によくあるタイプは、物事の価値基準、
もしくは自分自身の評価の基準を
他人に依存している場合です。

私たちは、子供の時というのは、親や学校、
社会の中でしつけられ、教育されて成長します。

その期間というのは、自分の価値観ではなく、
親や、社会や、学校の先生の価値観にあわせないといけません。

そうしないと、罰を受けたりします。

まあ、子供の頃というのは、社会に適応するために
仕方が無いのですが、
どこかの時点で、自立し、自分の価値観というのを
きちんと持たなければ、
いつまでたっても周りの評価を気にし続けなければならなくなります。

しかし、周りの人間なんて、みんな同じ価値観ではありませんから、
人によって言う事が違うし、そもそも自分と感じ方も、
好みも違います。

そんな、自分以外の人の評価を気にしながら生きてたら、
自分らしく生きられるわけもないし、楽しくないし、
自信なんか持てるわけがありません。

もちろん、人として最低限のエチケットとか、マナーとか、
他人を不快にさせないような心配りは必要ですが、
自分できちんと自分の生き方や価値観を持っていないのは、
人生に芯というか、軸がないのと同じなので
フラフラしてしまい、頼りない状態になって当然です。


しかし、そうはいっても、やっぱり他人の評価、
他人の目は気になります。

他人の評価なんか気にしないで生きたい、自分らしく、
自分の価値観で生きたい、と思っても、怖いものです。


その原因は、人間が持っている本質的な
恐怖に関係があります。

人間には、つぎの二つの本質的な恐怖を
持っていると言われます。

一つは、『自分は不十分ではないか』という恐怖。

もう一つは、『自分は愛されないのではないか』という恐怖。


この二つを乗り越えないと、なかなか他人の評価の呪縛から
逃れるのは難しいかもしれません。



では、どうしたらいいのか?


一つは、全ての人に気に入られようと
言う幻想を捨てる事です。

世の中には様々な価値観の人がいます。

その全ての人に気に入られようと思ったら、
完璧な人間になるしかありません。

でも、完璧な人間ってどんな人でしょうか?

お釈迦さまでしょうか?イエス・キリストでしょうか?

イエス・キリストやお釈迦さまだって、
批判する人が世の中にはいるんですから、
世の中すべての人から気に入られるなんて無理だし、
意味の無い事です。

それなのに、私たちは、全ての人の言う事が気になり、
心を乱してしまいが

そんな時は、自分の価値観と違う人がいるのだという事、
『へ~、この人はこういう風に思ってるんだ』
と一つの意見として聞けばいいだけです。


それが、自分の価値観や生き方と合わなければ、
『でも、自分の価値観とは違うから』と心の中で
思って聞いてるふりをしておけばいいだけです。

そもそも、その人が、あなたからみて、
理想の生き方をしているかどうか
その人のようになりたいかどうかを良く考えた方が良いです。

その人の忠告を聞けば、その人のようになるわけですから。


そして、最後に、自分を愛し、好きになってください。
あなたが、あなた自身の最大のファンになってください。

私たちは、子供の頃から、欠点ばかりを指摘され、
周りから批判され続け
いつの間にか、自分には欠点しかないような
錯覚に陥っている事が
少なくありません。

その結果、自分を好きでないという人は、
非常に多いです。

しかし、そんな事は絶対にありません。

あなたには、素晴らしい長所や特技が
たくさんあるはずです。

もしかしたら、そこを見つけて褒めてくれる人が
すくなかったから、
その長所や特技を磨いてこなかった、
表現してこなかったかもしれない。

でも、今からでも遅くはありません。

自分の長所、特技を見つけ、磨き、
自分を好きになり、自分のファンになってください。

自分のやりたい事、好きな事をやり、
チャレンジしてみてください。

そこから、自信は生まれてくると思います。

人は、自分を愛す以上に
他人を愛することはできません。


自分を愛し、人を愛する事が出来るようになった時、
あなたは自信にあふれ、周りから愛される
素敵な人になっているはずです。

1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びにきます。
    ありがとうございます。

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