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2010年9月30日木曜日

人は、【自慢話】よりも【失敗談】の方を好む

え-と、半年くらい前になるかな?

ある店長とお会話の中で、
「【自慢話】なんか誰も聞きたがらないよ。

 逆に【失敗談】の方がウケルし、楽しいから」
  なんて言われたことがある。


あなたは生まれつき、プラス思考だろうか?
物事のいい面ばかりが見えて、マイナスな事は
あんまり気にかからない・・・?

おそらくそんな事はないだろう。

実は人間は、実際に、
ポジティブな事よりも
ネガティブな事の方を
より多く考える傾向がある。

そんな事、言われなくても、
自分の頭の中を覗けばわかるよって?

まあまあ。

しかし、これが心理学で実証されている
と聞いたらあなたも少しは興味を持つのでは?

これには、
「ポジティブとネガティブの非対称性」
という名前もついているくらい。

常識的に考えれば、
ポジティブな事とネガティブな事って
1:1になっていると思うよね?
つまり対称になっていると、、、

この常識的な考えが間違っている。

つまり例えば、
ポジティブな感情を表現する言葉と
ネガティブな感情を表現する言葉、
もし、完全な1:1になっているなら、
同じ数だけの言葉があるはず。

しかし、現実には、どんな言語でも
ポジティブな感情を表現する言葉の種類よりも
ネガティブな感情を表現する言葉の方が
圧倒的に多い。

気持ちいい、爽快、ハッピー、
と言うような言葉よりも、、
しんどい、残念、ムカつく、イライラする
などの言葉の方が圧倒的に多い。

これから何が言えるか?

つまり、我々、人間は、本来
ポジティブな事よりもネガティブな事に
目がいく傾向がある・・・という事だ。

だから、自分の長所よりも、
自分の短所の方が気になる。

相手の長所よりも、
相手の短所の方が気になる。

自分の人生で恵まれている事よりも
自分の人生に足りない事の方が気になる。

うまくいっているプロジェクトよりも、
うまくいってないプロジェクトが気になる。

という傾向がある。

思い出してみよう。
自分のいいところに目を向けたのは、
いったい、いつだったろう?

自分の悪いところに目を向けたのは、
いったい、いつだったろう?(今日か^^;?)

セルフイメージをあげるには、
常に自分のよかったところを
思い出さなければいけない。

それは、ポジティブとネガティブの非対称性から
言えば、不自然な事でもあるのだ。

なので、その不自然な事をするためには、
意識的にする必要がある。時には、
自分をトレーニングする必要があるかもしれない。

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