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2010年9月28日火曜日

醜い成功者 ~社長から教わったこと~

「今日はテンション低いの?」
僕の隣りに座っていた40代くらいの
女性に向かって、若い女の人が
声をかけてきた・・・

「グッチのシャツ着てるんだから
もっと元気ださなきゃ!」


うざっ!


毎日、女の人の集団が集まっている居酒屋がある。
年齢はみんなばらばら、、、
20代っぽい人もいれば、、
40代らしき人もいる。

どうも、子供を幼稚園に
行かせているママ同士の、
いわゆるママ友らしい。

このママ友たちが、
冒頭にも言ったように、ウザい。。。

正直、ウザい。

何故ウザいのか?別にぎゃーぎゃー
うるさいだけならウザいとも思わない。

何故そう感じるのかと言えば、
このママ友たち、常に、ブランド品の
自慢大会をしているのだ。

「えーエルメスのキーケース買ったの?
見せて見せてぇーー」

「これバーキンの新作なのぉぉぉ
私、こればっか買っちゃうんだよねぇ」

「○○さんは、そのバッグが
似合うからいいじゃないですかぁー」

と言うようなこんな会話を
毎日のように繰り返している。

要するに、そのグループで、
見栄を張り合っているみたいなのだ。

こんな話を聞いたことがある。
そういうグループでは常に、新しいものを
買っていないと、、ちょっと白い目で見られるそうな。

残念・・・

ブランド品を好きなのは
個人の自由だ。しかし、それで、
あるいはそれでしか、
その人の、人格、人となりを
判断できないというのはとても
貧しい思考だと思う。

見栄・・・

見栄と言うものは、人を簡単に破滅させる
極めて危険なもの。見栄のために、人は
お金を無駄にもすれば、借金もする。

とても、とても危険だ。

しかし、この見栄、虚栄心というものは
誰の心にも潜んでいる。僕の心にも、
あなたの心にも潜んでいる。

それは、きっと
他人から認められたい、
他人から尊敬されたい
という欲求に基づくものなんだろう。

しかし、他人から認められたいなら、
モノやブランド品、自分の所有物に
頼ってはいけない。

他人から認められたいなら、
自分の人となり、人格によって
そうなるべきだ。

そして、それを超えて、
他人から認められる必要のない、
そういう心の状態にに至った時、
本当に心が満たされるもの。
本当に自分らしく生きれる。

虚栄心。

これは悪魔の媚薬。

自分を大きく見せようとしてる時、
自分を良く見せようとしてうる時、
他人と張り合おうとしてる時、

そんな事を感じたら、、、

気をつけなければいけない。
悪魔があなたの方に乗って
不吉な笑みを浮かべているだろう・

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