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2011年5月24日火曜日

今の東北地方に儲かる要素はあるのか?

今回の未曾有の大災害によって
家や財産はおろか尊い命さえも一瞬に奪い去った
3月11日から2カ月ですね。

宮城県は当時から比べると格段に良くなっていますよ。
これもまだ日本人の武士道精神や基本精神が
まだ残っていたということですね。

今の政治を見て、また、この素晴らしい日本人を見ると
【変わるべきものは変える
 変えてはいけないものは変えない】
マトリックス・レボリュ-ションの中の名台詞
を思い出します。

これから、宮城県はかなりビジネスチャンスはあると思いますよ。

で、大事なビジネスモデルを2つ紹介します。
「誰からお金を戴くか」
「どんな形で戴くか」です。

ツタヤが儲かる理由って知ってますか??
答えはこれです。

レンタルCD、DVDで有名なTSUTAYA(ツタヤ)
ですし全国にありますから、一度くらい名前は
聞いたことがあるでしょう。

売り上げにしてグループ年商は2000億円という
ことですから、いかに大きな企業であるかは、
言うまでもありません。

でもレンタル料金は一回あたり数百円。

では、

一回200円とか300円とかのビデオレンタルが
なぜそんなに儲かるのか?

そのカラクリは・・・

実は、TSUTAYA に置いてあるDVDやCDというのは、
メーカーにお金を払って仕入れているわけではありません。

メーカーが無料で置いているのです。

そして、

TSUTAYAは成功報酬として、借りられた分だけ一定の
マージンをメーカーに支払うという仕組みなのです。

だから、ある程度レンタル料金を下げても利益が取れる。

しかも、その成功報酬というのは延滞料金はマージンに
含まれないわけです。あくまでも1回転につきいくらと
いう形での成功報酬。

ということは、延滞料金は丸々TSUTAYAの取り分に
なるので、TSUTAYAとしては延滞してくれれば
くれるほど儲かるわけです。

だから、あなたが考えるよりもはるかに儲かっている。

そして、

もっといえば、TSUTAYAの収益は単なる
レンタルだけではありません。

みなさんはTSUTAYAのことをコンテンツ屋さんと
思っているかもしれませんが、今や情報ベース屋さんと
考えた方がいいかもしれません。

DVDを安く貸して、情報で儲けるというビジネスモデル。

会員登録である程度の個人情報も取れるし、レンタル内容から
趣味嗜好もわかる。

単純な年齢、性別、住所などに始まり、
車好きであるとか、海外旅行が好きとか、本当に様々な
情報が取れます。

さらにはTポイントカードからの個人情報もある。

こうした個人情報というのは、企業から見れば、
お宝の山に見えます。

なぜなら、ターゲット属性のあったリストに広告を
打つことができれば、非常に高い反応が見込める
からです。

だから、

TSUTAYAはその個人情報をデータベース化して
他社に売るわけです。

もちろん、個人情報をそのまま他社に横流しすることは
できないので、TSUTAYAからの同梱チラシやDMという形で、
その会社がターゲットとする層に送るのです。

人に聞いた話ですが、成人式を迎える年齢の女性に対して、
TSUTAYAからのDMと一緒に振袖販売会社のチラシも
送られてきたそうです。

つまり、振袖販売会社から、データーベースへの
広告出稿料と言う形で、広告費や売上に応じたフィーを
チャージしているのではと考えられます。

このように、

異常な激安価格の裏には、
必ずと言っていいほど
儲けるための別のビジネスモデルが存在します。

それを知らずに、単に安売りをすれば儲かるんだと
思ってはいないでしょうか?

安売りすれば売れる。

確かにそういう要素はありますが、
単なる安売りは、単に利益を圧迫し、すぐに
お金が無くなってしまいます。

繰り返しになりますが、異常な激安価格の裏には、
必ずと言っていいほど儲けるための別のビジネス
モデルが存在します。

時間空いた時に「お金持ちの教科書」を読んで
得た内容をシェアします。

何かビジネスの気付きになれば幸いです。

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