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2011年5月24日火曜日

あなたの会社でも使えるビジネスモデルです。

前回、ツタヤのお話しましたが
いかがでしょうか?


では、どんな靴磨き屋なのか?

それはBtoBの、飛び込みの靴磨きです。

通常の、靴磨きは、駅などの構内や路上に
店舗を構わるなどで、一般の消費者の方を
ターゲットにしていますね。

シンプルなスペースを構えて、そこに来店して
いただけるお客様に対してサービスを提供する。

しかし、BtoB、つまり法人へとターゲットを絞り
”飛び込みで営業”することにより、新たな市場を
生み出しています。

要は、あなたが会社で普通に仕事をしている所へ
営業に来て、その場で靴を綺麗にしていく
ということです。

先日、私もやってもらったのですが、
上手いのは・・・

片足だけ無料なことです。無料で磨けるというから
オフィスに入れてお願いしたら、無料なのは片方だけ。

もう片方は通常1000円が今は500円です、と。

片方だけ磨いたままでおくわけにはいかないので
もう片方もお願いすることになるわけです。

そして両方磨いてもらったところで、革の持ちが
良くなるクリームや防水スプレーなど定価4000円ぐらいの
ものを今2000円でと薦めてくるわけです。

エプロンもちゃんとしていてすごく清潔そうな格好で
来ていて、歩き方や姿勢が靴の減り方に出てくるので、
どこが病気になったりするかわかるという会話も
混ぜたりサービス精神があるわけです。

先日のイライラからの発想という例でいえば、靴は
汚いから磨きたいんだけど、靴磨き屋でゆっくり
しているほどの時間も無い。そして、イライラが
生じていると見ることもできます。

そのイライラに対して、会社という靴磨きの
しやすい環境に飛び込んでいくことで、イライラを
解消するということになります。

こういったモデルはシンプルではありますが、

お客様の層を変えるというだけで、
本当に組織化したら儲かりますね。

靴磨き職人を集めて学校制にして、研修で磨きに
行かせてビジネスを学ぶ。マッサージと同じ
ビジネスモデルですね。

クリームや防水クリームの他、うまくやれば靴も
売れるでしょう。

靴磨きなどは行こうと思ってもわざわざ時間を
使っては行かないことが多いので、来てもらえると
ありがたいわけです。

オフィスに飛び込むと周りにも人が多いので
広まりやすいし、パンフレットか名刺を
一枚置いておけば何かあったときに電話で呼んで
もらえることもあるでしょう。

そして、ある程度人間関係が出来れば、継続的な
サービスとして月額での会員制にしてしまうのも
ありでしょう。

何が言いたいかというと、従来店舗でやっていた
ビジネスをあえてBtoBで訪問するという形は
色々なところで応用できるのです。

今ある一般消費者向けのビジネスを、法人向けに
して販売する。

それだけで、新たなお客様をつかむことができ、
新たな市場を生み出すことになります。

ただ、人それぞれ、会社それぞれ
個性があって、違います。

だからこそ、人から言われた方法をそのまま使えば
成功するかと言うと、違うんです。

でも、何かしら取り入れて、学んでいけば
どんどん前に進めると私は思います。

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