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2011年11月7日月曜日

お湯を入れすぎて麺の水を作るとどうなるか?


ら-めん二郎さんのブログを参考に書きます。

麺の水【全加水】に対してお湯の割合が多いと
麺の中のグルテンとグルアジンが破壊されます。

小麦粉中には蛋白質が 6~15%含まれている。いろいろな特
性を持つ蛋白質が混在しているが、その約 85%はグリアジン
とグルテニン(両者はほぼ同量)である。小麦粉に水を加えて
捏ねると、このグリアジンとグルテニンが絡み合ってグルテン
ができる。 写真のように、グルテニンは弾力に富むが伸びに
くい性質の蛋白質であり、逆に、グリアジンは、弾力は弱いが
粘着力が強くて伸びやすい性質を持っている。この性質が異な
る 2 つの蛋白質が結びつくと、両方の性質(粘着性と弾性)を適
度に兼ね備えたグルテンになる。一般に水を使ってやっているのは
グルテンは温度による影響を受けやすい為である。水のような適温が望ましい。

最終的に何がいいたいかと言いますと
あまりお湯を入れすぎると危険です。
グルテンが破壊されるだけでなく、
熟成にまで大きく左右されます。

いつもと同じく打ち粉を振っていても
麺の状態が悪ければ
打ち粉も意味ないわけです。
以上です。

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