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2009年12月14日月曜日

小事は大事を生む

【小事は大事を生む】
あなたはこの言葉を聞いたことはありますか?
中学や高校の入学式で校長先生が、「日々学びの中で成長してください」という意味合いを
込めて「小事は大事を生む」なんて言ったりしますよね。
 意味は、『1日1日の行動の積み重ねが大きな力になり、その人の人生を決める』
     『日々の努力が大きな成果につながる』

私は今までに時間になったら仕事を終る『きっちり人間』をどれだけ見てきたか・・・
自分の与えられた仕事を終わらせたら終わりの人間をどれだけ見てきたか・・・
仕事では迷惑ばかりかけて、時計ばかり気にしている人間をどれだけ見てきたか・・・

上記で説明したのは、それだけしかやらない守りの人間!!
【ジンザイ】には4種類ある。
人罪・・自分の仕事をろくにやらないばかりか周りに迷惑をかける人間
人在・・言われた事も出来ない、ただ職場に来るだけの人間
人材・・言われた事はやるが、それ以外はやらない気の利かない人間
人財・・自分から率先して仕事を探し、周りに対して【目配り・気配り・心配り】ができる人間

私は昨日、自分の成長の為に無償で仕事をしました。
【無償】と聞いて、馬鹿みたいだと笑う人がいると思います。
しかし、上にいけばいくほど、時間に対しての給料はもらえないと思うんです。
上に行けば、責任が伴います。その部署の1日のノルマを終わらせなければ
帰ることはできません。だから時間に対しての給料はもらえないと思いますよ
【世の中そんなもんなんですよ】

私は前に成功者は【よりたくさんの経験をしている】【だれもが嫌がる仕事を率先してやっている】
と書きました。給料をもらわないで働く>誰だってやりたくないです。でも、私は前日に悔しい思いを
していて、この機を逃したら成長が遅れてしまうと思ったんです。実際、たくさんの実りを得ました。
たくさん素晴らしい事を学びました。いい経験をしました。徳も積んだと思います。
絆も生まれたと思います。今までより関係が密になったと思います。

小さな事を気にする人間は上には上がることはできないです。
万が一、上がれたとしても、自分の思い描いたものとのギャップにその仕事を手放すと思います。
そして、また1から・・・

参考にこんな文章を取り上げました。
イエロ-ハット相談役の鍵山 秀三郎氏のお話です。
勇気がなければゴミは拾えない
 昨年、北京の2つの大学で、学生さんたちとトイレ掃除をさせていただく機会がありました。
掃除の後、学生さんから多くの質問が寄せられ、そのなかで次のような質問を受けました。
「私は大きなことをやるために大学へ来て勉強しています。掃除のような誰にも顧みられない、小さなことにこだわっていては、大きなことができないのではないでしょうか」 
そこで私はその学生さんたちに、「あなたは大勢の人が見ている前で、道に落ちている1本の煙草の吸い殻を拾うことができますか」と尋ねたところ、拾えないと答えました。
立派な手があってどうして拾えないのですかと聞くと、恥ずかしいからとてもできないと言うのです。
この学生さんの言う通り、道に落ちている煙草の吸い殻1つ、空き缶1つ拾うのにも、相当大きな勇気、広い心がなければできません。 
私は毎朝、自分の会社の周辺を掃除していますが、そこのあるバス停ではいつも5、6人、多いときには10人もの方がバスを待っておられます。
その目の前でゴミ拾いをすることは、なんとなく気恥ずかしいものです。
ましてやその方たちの足元に落ちている吸い殻を拾うのには、相当の抵抗があります。
 人間というのは、そうした抵抗を超えていくことで心が鍛えられていくことで心が鍛えられ、より成長できるのです。
ですから、吸い殻を1日に少しずつでも拾って歩けば、その度に大きな勇気が得られます。
私はこの吸い殻や空き缶などをただ拾うことだけが目的ではなく、日本をゴミ1つない国にしたいと思っていますが、これを小さなことだと思いますか、と問うと、学生さんは即座に、大きいことだと思います、と言ってくれました。
 小さなことでも、それを実行するには大きな勇気が要ります。ですから、道に落ちているゴミも、日々自分を鍛えてくれる大きな条件だと考えることもできるのです。

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