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2009年12月29日火曜日

お人好しな人ほど、現代社会で損をするかもしれない

いい人間になることはとても大事な事である。
でも、【いい人間】の意味を間違えてはいけない。
【いい人間】とは、お人好しな人ではない。良識な人間の事である。
「マキャベリズム」という言葉、ご存知ですか?
直訳すると「目的のためには手段を選ばない」という意味になります。
人間の本質に根ざした戦略ともいえます。
トップに立つ人間がお人好しでは会社は倒産すると言っているんです。
上司がいい人間過ぎれば、他社に自社の情報を知られ、
付け込まれる恐れが あると言っているんです。
一家の長である主人がお人好しでちゃらんぽらんな人間であれば、セ-ルスとかに
いいようにやられて泣きを見ると言っています。
著作マイケル・A.レディーンの【何が一番「効果的」か】という本の中には
リ-ダ-に欠かせない3つの法則があって
リーダーは「幸福幻想」に陥るな
リーダーは「邪悪な手段」をとる覚悟が必要
■成功した後は「腐敗や堕落」との戦いが始まる
以上が覚えておいた方がいい理論である。
1つ目の【リーダーは「幸福幻想」に陥るな】は
人間には自分の勢力を拡大したいという持って生まれた野心があって、自社で・ビジネスや友好的な人間関係をいったん築きあげれば、後はずっと幸福に生きていけると考えるのは幻想であるということ。
「敵(ライバル企業や社内の敵)」は「邪悪な手段」や「嘘」を使っているかもしれないからである。
だからこそ、あらゆる組織にとって、長い間自由を静かに謳歌することは不可能なのである。
 対策としては、・リーダーには臨機応変の発想が欠かせない、常日頃からその戦略や戦術を変更する態勢を整えなければならないことがあげられる。
2つ目の【リーダーは「邪悪な手段」をとる覚悟が必要】では
リ-ダ-は「あらゆる人間が邪悪であり、機会さえ与えられれば、いつでも心に秘めたその悪意を発散しようとする前提に立たねばならないこと。」
       「状況が必要とするなら、あらゆる有効な手をうて。不倶戴天の敵と戦う場合は正義や道                                        徳・ルールに縛られてはならないこと」
       「組織の生存や事業の成功にとって「嘘」は欠くことのできない要素である。すてべの手のうちをさらせば敵につけこまれることを知ること」
       「悪の手段をとるかどうか迷った時に肝心なことは、それによって事態が改善されるか否かを考えること」
   最後に【成功した後は「腐敗や堕落」との戦いが始まる】については
  企業が滅びる原因はリ-ダ-の堕落であるということ。美徳も堕落も「上から下に」伝わっていくのであって「下から上に」伝わることはないということ。だから、指導者の腐敗が大衆レベルに達し、周りの社員が何も感じなくなった時、独裁への道に足を踏み入れるのである。
 今回は、内容が難しかったような感じがします。次回はもっと柔らかくまとめたいと思います。

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