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2010年2月9日火曜日

失敗の法則

私は、稲盛和夫さんの本が読みやすく参考になっているので
ここから取り上げていこうと思います。

あなたは仕事で失敗をした時、その原因を何のせいにしますか?

自分のせい、もしくは他人のせい、環境のせい?

理由は何でもいいのですが、どんな理由にしろ、【利己心を捨てて、利他心を持つこと】で
物事はうまくいくと思います。

でも、人間だから中々難しいんですね。
人間には108つの煩悩があります。
もともと人間って弱くできてますから、どうしても何かを満たそうと考えるものです。
それを自己犠牲の精神で他人のために尽くす。中々できないものです。
稲盛さんは本の中でこう答えています。
「苦難に対しては真正面から立ち向かい、更に精進を積む。
たゆまぬ研鑽にはげむことによってのみ、人間は大きく成長していくことができる。」
この文章からは、苦難に対し、あえて「チャンス」と捉えて自分から挑戦することで
どんどん前に進めると言っています。
成功することだって厳しい試練だと思います。
TVでも最近、つんくさんだったり、堀江さんだったり、円天を考えた波和二さんだったり話題になりましたけど・・・
仕事で成功することで、地位や名声、財産を手に入れます。周りの人からは「何て素晴らしい人生なんだ」と羨むことだと思います。
成功した結果、地位におごり、名声に酔い、努力を怠る人間になるのか?
それとも、それ以上に努力を積み重ね、より大きな人間になるのか?
これも天が与えた厳しい試練なんです。
確かちょっと前に新聞で東大に合格した人が4年後、いい所に就職できなくて訴訟をおこしたけど・・・
苦難あるいは僥倖(ぎょうこう)、そのいずれの試練に遭遇しても決して自らを失わない人間になること
が大事なんですね。
最近大学の門が緩くなって、誰でも大学合格になっていますが、合格した後、勉強もしないで
大学はいったけどの名ばかりの人が多い。
高校受験・大学受験で合格で喜びの涙・不合格で悔し涙を流すけど・・・、まさか成功した人も
苦しみを味わうなんて誰が想像しただろう。
まあ、人生をうまく生きるコツは成功した時も驕らず、一生懸命に他人のために尽くすことですね。

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