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2010年4月18日日曜日

ら-めんを食べに行きました~その19~


今回は、山形県の【吾妻屋】というラ-メン屋さんに行ってきました。

昨日、たくさん雪が降ってきたので、
路面の状態を心配していたのですが、
きれいさっぱりなくなっていて、
良かったです。

今回の目的は山形の麺の特徴を知ること
ス-プとの絡み具合はどうなのか?

麺を食べた食感は?

今回食べたラ-メンは【つけ麺セット(鴨ス-プ、コ-ヒ-、漬物、ミニ牛丼のセットになります)】
これで850円です。

まず、つけ麺をス-プにつけて食べる。食べるうちに段々麺の特徴がつかめてきた。

ここのお店の麺はかん水の量が少なく、その為にこしがなく、低加水麺なのでス-プを吸います。

鴨ス-プに麺がかなり絡んでいるのを見て、けっこうス-プに絡んでいると感じました。

私はここで、1つ人生の勉強をしました。

私はここのラ-メンの事を聞きたくて熱心にも店員さんに質問していました。

でも、ここに食べに来たお客様は私1人ではなかったんです。

1人お得意様が食べに来ていたのです。

私は空いている時間帯に来ていたのですが、私が熱心に質問しているうちに
お客様が【飯がまずくなる】と怒鳴ってしまいました。

私は、店員さんといっしょに頭を下げて【お食事の邪魔をしてしまい、本当に申し訳ございません
でした。】と何度も頭を下げました。

そのお客様はちょっとしてから『いや、怒ってはいないんだけどね。君の熱心さは伝わってくるんだ。
それは分かる。でもね、お店のことを聞くのに自分の素姓を明かさないのは意に反するのではないのかね。お店の人は自分の素姓を隠しようがないでしょ。それに対して、どこのだれか知らないが、色々と
聞きだそうとするのはよくないね。まずは、お互いに名詞交換してというのが大人のマナ-というのでは
ないのかい?』

最後にお客様は【君の事を責めているのではないんだから。でも、こうした方がいいよとアドバイスしただけだから】と言い残し、お店を出て行きました。

店長さんが私の方に来たので、私は
【本当にすいませんでした。ご迷惑をおかけしました。】と言いました。

店長さんは【いいや、悪かったのは俺の方だよ。俺の方が場の空気を読んで適切に対処するのを
していなかったからこうなったんだから】と言い、

私に【今回は人生のいい勉強になったね!!】

【人生は色々な事が起るものだよ。色々なお客様もいるだろうし、そういうのを知るのも勉強のうちだよ。
君はそういうことを経験することで一歩一歩大きくなるのだから、あんまり深く考えなくていいよ。
私は吾妻っていう者です。君とこうして友達になれてうれしいよ。】
とお話されました。

【まだ、26歳なんだから、これからどんどん頑張れば君は大きくなると思うよ、頑張れ!!】

私は嬉しさのあまり、大粒の涙を流して、お店の人全員に頭を下げました。



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